慢性閉塞性肺疾患患者124例を対象に、6分間歩行試験における酸素補給の短期効果について室内気呼吸を対照に検証。酸素補給群では室内気呼吸群に比べ、6分間の歩行距離が27±42m有意に延長した(P<0.001)。層別解析では、ベースラインで安静時低酸素血症あるいは労作時低酸素血症と診断された患者は、正常な血中酸素濃度の患者に比べ、歩行距離が有意に延長したが(いずれもP<0.001)、半数以上が臨床的に意義のある値に達しなかった。...
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