1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 錐体尖炎、治療の第一選択は40年不変

錐体尖炎、治療の第一選択は40年不変

2017年5月8日  The Laryngoscope

罹病期間が40年超の錐体尖炎患者44例を対象に、臨床所見および治療法の経時的変化を調査。錐体尖炎で生じる症候のうち、後眼窩痛や耳炎、あるいは外転神経麻痺を呈する典型的なグラデニーゴ症候群の発生率は6例(13.6%)にとどまった。40年間の観察期間において手術を要する患者は減少していた。治療は依然として抗菌薬が第一選択で、手術は抗菌薬療法失敗例での選択肢だった。錐体尖炎に起因する死亡は1例報告された。...