白人は適正体重での心代謝異常が少ない

動脈硬化症患者を対象としたMESA試験およびMASALA試験から米国人1950例を対象に、人種/民族による適正体重者の心血管代謝異常有病率を横断解析で検証。適正体重者の心血管代謝異常有病率は白人の21.0％に対し、中国系アメリカ人32.2％、アフリカ系アメリカ人31.1％、ヒスパニック38.5％、南アジア人43.6％と有意に高かった。人口統計学的、行動的、異所性脂肪測定等での調整ではその差は説明できなかった。...