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高リスク消化管出血、セレコキシブで再発減

2017年5月17日  Lancet

アスピリンとNSAIDを定期使用していて上部消化管出血が発生した関節炎/心内血栓症患者514例を対象に、COX-2選択的阻害薬セレコキシブの安全性を無作為化比較試験で検討(CONCERN試験)。対照薬は非選択的阻害薬ナプロキセンとし、対象全例でプロトンポンプ阻害薬とアスピリンが併用された。主要評価項目とした18カ月時の累積再出血率は、ナプロキセン群の12.3%に対し、セレコキシブ群5.6%と、粗ハザード比0.44(95% CI、0.23 - 0.82、P=0.010)で有意に少ないことが確認された。...