急性呼吸緊迫症候群(ARDS)患者417例を対象に、直接的(肺)および間接的(非肺)ARDSにおける死亡予測因子の違いを後ろ向きコホート研究で検証。肺損傷スコアは直接的ARDSが3.0で、間接的ARDS群の2.8に比べて有意に高かった(P<0.001)。院内死亡率は両群同等だった。直接的ARDSでは年齢、肺損傷スコアなどが死亡率上昇の、糖尿病既往が低下のそれぞれ独立したリスク因子だった。間接的ARDSでは不全臓器の数のみが独立した死亡予測因子だった。...
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