中等度-重度のクローン病患者121例を対象に、インターロイキン-23のp19サブユニットを標的とするヒト化モノクローナル抗体risankizumabの効果を第2相試験でプラセボと比較。主要評価項目とされた12週時の臨床的寛解率は対照群の15%に対し、risankizumab 200mg群は24%(95%CI -8.3 - 26.2、P=0.31)、600mg群は37%(同2.6 - 39.2、P=0.0252)だった。Risankizumabの有害事象では吐き気が最も多く、重篤な有害事象ではクローン病増悪が多かった。死亡は報告されなかった。...
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