蚊に感作性を示す喘息と鼻炎の両方あるいはどちらか1つを有する患者15例の血清試料と、ネッタイシマカの凍結乾燥体を分析し、アレルゲンの同定を試みた。変異体やアイソフォームを含む10個の蛋白質に対応する25個のIgE反応スポットが特定され、ネッタイシマカ感作患者の80%以上でAed a 6、Aed a 8、Aed a 10の3つのアレルゲンが混合体として検出された。これらのアレルゲンが蚊アレルギーの診断に寄与する可能性が示唆された。...
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