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ニボルマブが進行肝細胞癌で一定の効果

2017年5月22日  Lancet

進行肝細胞癌患者を対象に、PD-1免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブの安全性と有効性を評価(CheckMate 040試験)。48例を対象とする用量漸増試験では、許容しうる忍容性があることなど、管理しやすい安全性プロファイルが示された。客観的奏効率は、用量漸増試験で15%(95%CI、6–28)、214例を対象に3mg/kgを投与する用量拡大試験で20%(95%CI、15 - 26)だった。用量漸増試験で30例が死亡したが、いずれもニボルマブが原因ではなかった。...