GFR低下による心血管死は腎死より多い
2017年5月25日 Journal of the American Society of Nephrology
1990-2013年の188カ国において、糸球体濾過量（GFR）低下（GFR区分3、4、5）による有病率を推定し、GFR低下が心血管疾患に及ぼす影響の大きさを検証。2013年はGFR低下が世界の死亡の4％（死亡者数220万人）に関与していると推定された。このうち心血管死は過半数の120万人で、末期腎不全（ESRD）関連死亡の96万人を上回った。...