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便失禁に自己筋芽細胞注入で奏効6割

2017年5月25日  Annals of Surgery

便失禁患者24例を対象に、自己筋芽細胞(AM)を括約筋内注入する効果を第2相試験で検証(MIAS試験)。6カ月後のクリーブランドクリニック便失禁(CCI)スコア中央値は、AM注入とプラセボ注入の両群で有意な低下が見られたが、12カ月後のCCIスコアでは、AM注入群でのみ継続的な改善が示され、プラセボ群では効果が消失していた。そのため、検討期間全体の奏効率はAM注入群が有意に高かった(58% vs. 8%、P=0.03)。...