分娩後異常出血と診断された女性2万21例を対象に、トラネキサム酸早期投与の出血死抑制効果を無作為化二重盲検試験で検証(WOMAN試験)。トラネキサム酸群における出血死は1.5%となり、プラセボ群の1.9%に比べ、リスク比0.81(95%CI、0.65 - 1.00、P=0.045)で有意に少なかった。特に分娩後3時間以内の投与では出血死の抑制効果は1.2% vs. 1.7%、リスク比0.69(同0.52 - 0.91、P=0.008)で、有意かつ顕著だった。...
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