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トファシチニブ、UC寛解への有効性確認

2017年6月8日  New England Journal of Medicine

中等-重症潰瘍性大腸炎(UC)に対するトファシチニブの効果を3件の第3相試験で検証(OCTAVE Induction 1、2試験およびOCTAVE Sustain試験)。Induction 1および2試験における8週時の寛解率はトファシチニブ群が18.5%と16.6%で、プラセボ群の8.2%と3.6%に比べ、いずれも有意に高かった(順にP=0.007、P<0.001)。Sustain試験における52週の寛解率はトファシチニブ5mg群が34.3%、10mg群が40.6%で、プラセボ群の11.1%に比べ、いずれも有意に高かった(両方ともP<0.001)。...