安定喘息患者240例を対象に、顆粒球の関与が乏しい喘息(paucigranulocytic喘息)の特性を検証。対象は喀痰分析により、好酸球性喘息(40%)、混合型喘息(6.7%)、好中球性喘息(5.4%)、paucigranulocytic喘息(47.9%)に分類された。喘息コントロールテストの結果には群間差を認めなかったが、肺機能はpaucigranulocytic喘息が他の病型に比べて良好だった。重症難治性喘息の発生頻度はpaucigranulocytic喘息と好中球性喘息で低かった。一方、paucigranulocytic喘息の14.8%がコントロール不良だった。...
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