声帯ひだ創傷、SMAD3欠損で線維化に影響
2017年6月19日
The Laryngoscope
声帯ひだ創傷治癒過程におけるSMAD3発現量と、SMAD3欠損によって生じる遺伝子レベルの変化を検証。片側声帯ひだを損傷させたウサギモデルでは、損傷後3日時および7日時にSMAD3 mRNA発現レベルが有意に上昇することが確認された。in vitroの実験では、SMAD3を欠損させたヒト線維芽細胞株をTGF-β1で刺激すると、6時間時および24時間時に線維化遺伝子、TGF-βシグナル伝達遺伝子などの発現レベルが低下することが確認された。...
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