腎細胞癌の周術期感染がCSSを改善
2017年6月30日
The Journal of Urology
腎細胞癌患者8967例のデータを基に、腎摘除術の周術期感染症が癌特異的生存(CSS)に与える影響を後ろ向きコホート研究で検討。術後30日以内に入院を要する重篤な感染を来した患者では、CSSに有意な改善が見られた(多変量Cox回帰分析:ハザード比0.75、95%CI 0.57 - 0.99、P=0.04)。この影響は、主にステージT2(腫瘍径7cm以上)の患者で観察された(0.67、0.44 - 0.99、P=0.049)。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。