1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 冠動脈造影付き死後CT、死因特定率92%

冠動脈造影付き死後CT、死因特定率92%

2017年7月4日  Lancet

英国で検死に持ち込まれた自然死または異状死210例を対象に、冠動脈造影を伴う死後CT(PMCTA)の死因特定精度を前向き比較試験で検証。PMCTAの死因特定率は92%だった。剖検による標準的判定結果と著しい不一致を認めたのは、PMCTA死因特定例の6%、剖検例の5%であり、PMCTAと剖検とでの不一致率に有意差はなかった。PMCTAは侵襲的剖検の回避に有用と考えられた。...