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ループス腎炎制御に抗CRP自己抗体の可能性

2017年7月5日  Journal of the American Society of Nephrology

ループス腎炎患者におけるCRP上の自己免疫エピトープについて検討。アミノ酸35–47が抗CRP自己抗体により認識される主要エピトープを構成することが分かった。このエピトープは不可逆な構造変化でのみCRP上に露出し、mCRPを生じる。アミノ酸35–47はmCRPと補体H因子の相互作用を媒介する。in vitroではこの相互作用により補体H因子の補因子活性が増大したが、これらのmCRPの作用はアミノ酸35–47に対する自己抗体により制御された。...