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妊娠中の抗うつ薬、児への影響は弱め

2017年7月6日  British Medical Journal

2001年1月-2009年12月に出生した香港の小児19万618例の医療記録を基に、妊婦の抗うつ薬服用と児の注意欠陥多動障害(ADHD)発症の関連を集団コホート研究で検討。妊娠中の抗うつ薬使用による児のADHD発症の粗ハザード比は2.26(P<0.01)だった。発症リスクは、母親の精神疾患およびその治療薬服用などの交絡因子で調整すると1.39へ低下した(95%CI 1.07 - 1.82、P=0.01)。妊娠中の抗うつ薬服用と子のADHD発症の関連は、因果関係があるとしても既報よりは弱いと推察された。...