腹腔鏡肝切除、開腹への移行で転帰不良
2017年7月12日
Annals of Surgery
腹腔鏡下肝切除術患者2861例を対象に、開腹術への移行を促すリスク因子および移行の影響を後ろ向き解析で検討。解析の結果、術前補助化学療法、肝切除術歴、悪性病変切除、後上区域切除などの因子と、開腹術移行リスク上昇との関連が示された。緊急開腹術への移行では、高度のケアや入院の期間が長期化した。重症合併症の頻度や30日および90日死亡率も高く、待機的移行との比較でも転帰不良であることが示唆された。...
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