妊娠初期のリチウム曝露、児心奇形への影響小
2017年7月13日
New England Journal of Medicine
生児出産132万5563件を対象に、妊娠第1期のリチウム使用と児の心奇形の関連をコホート研究で検証。心奇形は、リチウムに曝露された新生児663例中16例(2.41%)で、曝露されてない132万2955例中1万5351例(1.15%)で、それぞれ認められた。エプスタイン奇形(右室流出路狭窄)の有病率は曝露児0.60%、非曝露児0.18%だった。著者らは「リチウムによる心奇形リスク上昇は想定より小さい」と示唆した。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。