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ACL損傷児の再損傷率3割、早い競技復帰がリスクに

2017年7月14日  The Journal of Bone & Joint Surgery

自己グラフトによる初回前十字靱帯(ACL)再建術を受けた小児85例を対象に、ACL再損傷(グラフトまたは対側ACLの断裂)の予測因子を多変量コックス回帰モデルで解析。平均追跡期間は48.3±15.3カ月で、91%がスポーツ競技に復帰していた。グラフト断裂は19%、対側ACL断裂は13%、全ACL再損傷率は32%だった。ACL再損傷の唯一有意な予測因子は競技復帰までの期間で、復帰までの期間が長い方が再損傷防止となった(1カ月当たりのハザード比0.87;P=0.04)。...