血尿寛解でIgA腎症の腎生存改善
2017年7月18日
Journal of the American Society of Nephrology
IgA腎症患者112例において、疾患進行リスクに対する血尿の影響を検討。血尿陰性または微少血尿の患者に比べ、持続性血尿患者では末期腎不全(ESRD)に至る率、腎機能の50%低下率が有意に高かった(P=0.01)。多変量解析では、持続性血尿がESRDの独立した予測因子の1つと示された。患者の46%は血尿消失(寛解)に至り、血尿消失後は腎機能低下率が有意に改善した(P=0.001)。...
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