外科医経験と転帰の関連、代理指標でも可
2017年7月18日
Annals of Surgery
2003-2009年のNIS(Nationwide Inpatient Sample)データベースから食道切除術2万6795件のデータを抽出し、食道切除術の経験と術後転帰の関係を検証。院内粗死亡率は外科医1人あたり年間食道切除術の施行数が多いほど有意に低下した。食道切除術の経験数が少ない外科医では、代理評価項目とした上部消化管手術(食道憩室切除、胃切除、胃十二指腸切除、横隔膜ヘルニア修復術)数が多いほど食道切除術後転帰が改善されており、代理評価項目でも食道切除術後の院内死亡の有意な予測因子になることが分かった。...
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