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「活動量多いと認知症低リスク」に異論?

2017年7月18日  British Medical Journal

33-35歳の1万308人を対象に、運動と認知機能低下および認知症リスクの関連を平均27年間の追跡で検証(Whitehall II試験)。追跡期間15年、および27年での認知症と運動の関連は認められなかった一方で、認知症発症者では診断の9年前までに運動時間が減り始め、診断時にはさらに減少していることが分かった。身体活動が活発な人では認知症リスクが低いと指摘する先行研究があるが、これは認知症前臨床期の運動量減少による可能性が示された。...