主にアスピリンによる抗血小板療法中で、プロトンポンプ阻害薬の常用のない虚血性血管疾患患者3166例を対象に、10年間の出血リスクを前向きコホート研究で検証。大出血リスクは年齢が上がるほど急激に上昇し、75歳以上のハザード比は3.10(95%CI 2.27-4.24;P<0.0001)となった。75歳以上では特に致死性または後遺症を伴う上部消化管出血リスクが高かった(同10.26;4.37 - 24.13;P<0.0001)。...
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