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カナグリフロジン、下肢切断でリスク増

2017年7月24日  New England Journal of Medicine

心血管病高リスクの2型糖尿病患者1万142例を対象とした2件の臨床試験(CANVAS、CANVAS-R試験)のデータを統合し、カナグリフロジンの効果を検証。主要評価項目(心血管死、心筋梗塞、脳卒中)の発生率は、プラセボに対するカナグリフロジンのハザード比が0.86(95%CI 0.75 - 0.97、非劣性P<0.001、優越性P=0.02)で有意に低かった。一方、カナグリフロジン群では下肢切断リスクが6.3人/1000患者・年と、プラセボ群の3.4人/1000患者・年より高かった。...