乳幼児の鉄欠乏性貧血には硫酸鉄が有用
2017年7月25日
Journal of the American Medical Association
栄養障害としての鉄欠乏性貧血(IDA)を呈した生後9-48カ月の乳幼児80例を対象に、硫酸鉄と鉄-多糖複合体のヘモグロビン値改善効果を二重盲検無作為化優越性試験で比較。平均ヘモグロビン値(g/dL)は、鉄-多糖複合体群ではベースラインの7.7から12週時に11.1に上昇したのに対し、硫酸鉄群では7.9から11.9により大きく上昇した。IDAの完治率は硫酸鉄群が29%で、鉄-多糖複合体群の6%に比べて有意に高かった(P=0.04)。...
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