回復可能な片側声帯麻痺、8割超は半年以内に(2017/07/27訂正あり)
2017年7月25日
The Laryngoscope
片側声帯麻痺(UVFP)患者727例において、自然回復予測モデルを作成。7年間で44例が不連続的な音声改善を生じ自然回復した。早期回復、晩期回復の2段階を組み入れたハイブリッド分布(指数修正ガウス分布)は回復期間に関するデータを正確にモデル化していた(決定係数=0.918)。同モデルからは回復可能なUVFP患者の86%が6カ月以内に回復し、9カ月以内には96%が回復すると予測された。早期の音声回復には声帯運動回復と若年齢が関連していた。 【訂正】2017/07/27、記事タイトルを訂正しました。当初は「片側声帯麻痺、半年で8割強が自然回復」となっていましたが、正しくは、回復可能な片側声帯麻痺患者の8割が6カ月以内に回復するという内容ですので、「回復可能な片側声帯麻痺、8割超は半年以内に」と改めました。お詫びして訂正致します。 ...
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