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母親の肥満は出生児の奇形リスクを高める

2017年7月26日  British Medical Journal

スウェーデンの単胎出生児124万3957例を対象に、過体重または肥満の母親から生まれた子の先天性奇形リスクを集団ベースコホート研究で検証。過体重(BMI 25以上30未満)の母親から生まれた子の1歳時における重大な先天性奇形の発生率比は、正常体重の母親から生まれた子との比較で1.05(95%CI 1.02 - 1.07)だった。肥満クラス1群では1.12(同1.08 - 1.15)、同2群では1.23(同1.17 - 1.30)、BMI40以上の同3群では1.37(同1.26 - 1.49)と、BMI増加に依存して奇形リスクは上昇した。...