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思春期側弯症、胸椎カーブは装具矯正効果低い

2017年7月27日  The Journal of Bone & Joint Surgery

思春期特発性側弯症患者168例を対象に、弯曲形態による胸腰仙椎装具の矯正効果の違いを検討した。装具装着時の弯曲程度、毎日の装具装着平均時間に差はなかった。手術の施行または50度以上の弯曲に進行した率は、全体では胸椎カーブ群34.1%、腰椎カーブ群15.4%(P=0.0277)、装具装着遵守(>12.9時間/日)の患者では、胸椎カーブ群30.3%、腰椎カーブ群5.3%だった(P=0.0239)。...