1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 小児期の知能テスト得点が疾患リスクを規定

小児期の知能テスト得点が疾患リスクを規定

2017年8月1日  British Medical Journal

スコットランドで1936年に出生した男性3万3536人と女性3万2229人を対象に、小児期の知能と主な死因の関連を前向きコホート研究で検証。11歳から79歳までの68年間の追跡で、小児期の知能テストの高スコアと最も強く関連したのは、呼吸器系疾患、冠動脈疾患および脳卒中の減少だった。外傷、喫煙関連の癌(特に肺と胃)、消化器疾患、認知症それぞれによる死亡リスクの抑制にも、知能テストの高スコアが関連していた。...