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前立腺全摘後高PSA例の癌死予測モデルを開発

2017年8月3日  European Urology

根治的前立腺全摘除術(RP)後も前立腺特異抗原(PSA)高値を呈する前立腺癌患者496例を対象に、癌特異的死亡率(CSM)を予測する多変量モデルを開発し、術後放射線療法が生存率に与える影響を検証。中央値110カ月の追跡による10年癌特異的生存率(CSM-free survival)は88%だった。CSMの独立した予測因子は病理学的な悪性度と進行度であり、術後放射線療法はCSMリスクが30%以上と予測される患者でのみ有効だった。...