腹部大動脈瘤またはBMI27以上で待機的正中開腹術を受けた患者480例を対象に、オンレイメッシュまたはサブレイメッシュの補強による瘢痕ヘルニア予防効果を無作為化比較試験で検証(PRIMA試験)。追跡2年間における瘢痕ヘルニア発症率は、一次縫合のみ群では30%だったのに対し、オンレイメッシュ群では発症率13%でオッズ比0.37(95%CI、0.20 - 0.69、P=0.0016)、サブレイメッシュ群では18%で同0.55 (0.30 – 1.00、P=0.05)だった。...
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