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角膜拡張症へのCXL、進行を抑え視力改善

2017年8月4日  Ophthalmology

レーザー屈折矯正手術後の角膜拡張症患者179例を対象に、角膜クロスリンキング(CXL)の効果を前向き無作為化比較試験で評価。治療1年後の角膜曲率測定の最大値は、CXL群では0.7D減少し、疑似治療群(リボフラビン投与のみ)では増加した(群間差1.3D、P<0.0001)。CXL群では遠方矯正視力がlogMAR視力表で平均5.0文字改善した。著者らは、「CXLは角膜拡張症の進行を抑えることが確認された最初の手技だ」と結論した。...