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低用量アスピリンで妊娠高血圧腎症が減少

2017年8月8日  New England Journal of Medicine

妊娠高血圧腎症のリスクが高い単胎妊娠女性1620例を対象に、低用量アスピリンの腎症発症予防効果を二重盲検プラセボ対照試験で検証。アスピリンは1日150mgを妊娠11-14週から36週まで投与した。妊娠37週未満での妊娠高血圧腎症の発症率は低用量アスピリン群が1.6%で、プラセボ群の4.3%に対するオッズ比は0.38(95%CI 0.20 - 0.74、P=0.004)と有意に低かった。有害事象の発生率に有意な群間差はなかった。...