5歳未満児におけるRSウイルス関連急性下気道感染症(RSV-ALRI)の2015年度の疾病負担を、既報および未発表の研究のシステマティックレビューとモデル研究で検証。世界のRSV-ALRIエピソードは3310万件で、それに伴う入院は320万件、院内死亡者数は5万9600人と推算された。生後6カ月未満の乳児においては、入院および院内死亡の約45%がRSV-ALRIによるものだった。この年代においては、有効性の高いRSVワクチン等の母親への接種の必要性が示唆された。...
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