術後疼痛、持続すると救急受診増
2017年8月22日
Annals of Surgery
外科手術後の入院患者21万1231例を対象に、術後疼痛と再入院および救急科受診との関連を検証。術後30日間における予期せぬ再受診の発生率は10.8%、救急受診率は14.2%だった。そのうち、強い疼痛が持続した患者の再受診率は14.4%、救急受診率は16.3%で、それぞれ最も高かった(順にP<0.001)。多変量解析では、退院後の再入院率と救急受診率は鎮痛薬の用量依存的に高まることが示唆されたが、退院後の合併症とは関連しなかった。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。