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鼻血に鼻腔パッキング、救急で2割

2017年8月24日  The Laryngoscope

救急受診患者の全米規模のデータベースNEDS(Nationwide Emergency Department Sample)から2009-11年に救急対応を行った鼻出血患者123万4267例を抽出し、鼻腔パッキングの使用状況を後ろ向きに検証。鼻腔パッキング全使用率は19.7%だった。鼻腔パッキング使用を強く予測する因子として、社会経済的地位が低いこと、南部および中西部の病院、非外傷病院が特定された。著者らは、地域の有病率や医療コスト増につながる医療格差の存在を懸念している。...