母の抗うつ薬使用で子の自閉症1.45倍

スウェーデンで4-17歳小児25万4610人を対象に、妊娠中の抗うつ薬使用と子の自閉症の関連を観察前向きコホート研究で検討。自閉症の診断は、抗うつ薬に子宮内曝露した児3342人中136例（4.1%）、母親が精神疾患だが抗うつ薬には子宮内曝露しなかった児1万2325人中353例（2.9%）で、抗うつ薬使用による有意なリスク増加が認められた（調整OR 1.45、95% CI 1.13 - 1.85）すべての解析において、リスクの上昇は知的障害を伴わない自閉症のみで見られた。...