薬剤溶出BVS、2年転帰はDESより不良

冠動脈疾患へのエベロリムス溶出生体吸収性スキャフォールド（BVS）とエベロリムス溶出金属ステント（EES）の2年転帰を、無作為化試験7件（対象計5583例）のシステマティックレビューおよびメタ解析で比較。デバイス関連の複合評価項目（心臓死、心筋梗塞、血行再建術）発生率はEES群に比べBVS群で有意に高く（7.4% vs. 9.4%、RR 1.29、95％CI 1.08 - 1.56、P＝0.0059）、デバイス血栓症でも同様だった（0.7% vs. 2.3%、3.35、1.96-5.72、P＜0.0001）。 ...