GSTM1コピー欠損が腎不全リスクに

グルタチオン・S-転移酵素 Mu1（GSTM1）のコピー欠損と腎不全および心不全の関連を、同疾患の既往歴がない白人および黒人被験者を対象に前向きコホート研究で検証（ARIC試験）。0または1個のGSTM1コピー数は腎不全および心不全発症リスクの増加と有意に関連した。コピー数2個の群に対する0または1個のコピー数群における腎不全の補整後ハザード比は1.66（95％CI 1.27 - 2.17）、心不全では1.16（同1.04 - 1.29）だった。 ...