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蘇生後48時間低体温療法の意義薄い

2017年9月5日  Journal of the American Medical Association

院外心停止後に蘇生し、昏睡状態にある成人患者351例を対象に、標準的な24時間低体温療法(TTM)に対する48時間療法の神経学的転帰における優越性を無作為化臨床試験で検証。TTMの目標体温は33度で、神経学的転帰は脳機能評価尺度であるCPCスコア1-2達成率で判定した。TTM実施後6カ月時のCPCスコア1-2達成率は48時間群69%、24時間群64%で、群間差は4.9%、相対リスクは1.08(95%CI 0.93 - 1.25、P=0.33)だった。 ...