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PPI関連遅延性過敏、構造類似薬でも発症

2017年9月5日  The Laryngoscope

プロトンポンプ阻害薬(PPI)関連の遅延型過敏反応(DHR)を示した患者69例を対象に、症例集積研究を実施。薬剤によるリンパ球刺激試験(LAT)における感度は59.3%、特異度は96.4%だった。DHR発現率が最も高かったのはエソメプラゾールだった(51%)。1種類のPPIにアレルギー反応を示した13例は、構造的に異なる他のPPIに対して交差過敏反応を示さず、忍容性を認めたが、3例は構造的に類似したPPIに対して交差過敏反応を示した。 ...