乳癌温存術後の部分照射、全照射に非劣性（2017/09/08 訂正あり）

英国で乳房温存手術後の浸潤性乳管癌患者2016例を対象に、乳房部分照射の有効性を無作為化第3相非劣性試験で検証（IMPORT LOW試験）。中央値72.2カ月の追跡で、5年累積温存乳房内再発率は全乳房照射群1.1％（95％CI 0.5 - 2.3）、低線量全乳房＋部分照射群0.2％（0.02 - 1.2）、乳房部分照射単独群0.5％（0.2 - 1.4）だった。ITI解析により、全乳房照射に対する低線量照射および部分照射の非劣性が確認された。 【訂正】2017年9月8日、以下の部分を訂正しました。当初、「非浸潤性乳管癌患者」となっていましたが、正しくは「浸潤性乳管癌患者」の誤りでした。お詫びして訂正致します。...