PCI施行MIへのbivalirudin、ヘパリンと効果変わらず

経皮的冠動脈インターベンション（PCI）を施行したST上昇型または非ST上昇型の心筋梗塞患者6006例を対象に、PCI時の抗凝固薬bivalirudinの有用性をヘパリン単剤療法と無作為化試験で比較（VALIDATE-SWEDEHEART試験）。試験開始180日時における主要複合評価項目（全死亡、心筋梗塞、大出血）発生率はbivalirudin群が12.3％（3004例中369例）で、ヘパリン群の12.8％（3002例中383例）に対するハザード比は0.96（95%CI 0.83 - 1.10、P＝0.33）と差がなかった。...