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肥満RYGB術後患者で肝機能が一時低下か

2017年9月15日  Annals of Surgery

スリーブ状胃切除術(SG)とルーワイ胃バイパス術(RYGB)の無作為化比較試験に参加した肥満患者66例の二次解析により、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)を有する患者における肥満手術の肝機能への影響を検証。RYGB群の54.5%、SG群の51.5%が非アルコール性脂肪肝炎(NASH)だった。手術12カ月後、SG群の68.7±19.7%、RYGB群の62.8±18.5%で減量を認めた。RYGBではSGに比べ、NASHの有無を問わず術後早期に一時的に肝機能が低下しやすいことが示唆された。...