無症候対側ヘルニアに両側TEP可能
2017年9月21日
Surgical Endoscopy
臨床的に片側または両側性鼠径ヘルニアと診断された男性234例を対象に、超音波(US)検査の臨床的有用性を検討。片側ヘルニア患者にUS検査を施行し、対側陽性例には両側腹膜外アプローチ術(TEP)、陰性例には片側TEPを実施した。術後2週の視覚アナログスコア(VAS)は片側TEP群より両側TEP群で高かったが、この傾向は6週後に消失した。2週時に両側TEP群の方で悪かったCarolina’s comfort scaleも、6週後には両群同等となった。合併症率は3群同等だった。 ...
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