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早期肺癌への胸腔鏡下術、開胸術に劣らず

2017年9月22日  Annals of Surgery

非小細胞肺癌の肺葉切除術における胸腔鏡下手術(VATS)と開胸手術の長期生存率を比較。対象は開胸手術例5566例とVATS例1548例で、病期はいずれもステージⅠだった。VATSによる介入は入院期間(中央値)の有意な短縮(5日 vs. 6日、P<0.001)および有意な5年生存率の改善(66.0% vs. 62.5%、P=0.026)に関連していた。対象を傾向スコアマッチング法で調整した解析では、5年生存率に有意差はなかった(P=0.92)。 ...