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ニーマン・ピック病の進行遅延にHPβCDが有効

2017年9月22日  Lancet

ニーマン・ピック病C1型(NPC1)患者14例を対象に、2-ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン(HPβCD)髄腔内投与の有用性を非無作為化非盲検第1/2a相試験で検証。HPβCD投与患者群(14例)のNPC神経学的重症度スコアの年間上昇率は1.22で、対照群(21例)の2.92より有意に小さかった(P=0.0002)。NPC1に対するHPβCD髄腔内投与は、許容可能な安全性のもと疾患進行を遅延することが示された。 ...