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小児の気道異物除去、不顕性誤嚥などが難治リスクに

2017年9月28日  The Laryngoscope

気管支鏡による気道異物除去術を受けた小児450例の後ろ向き症例集積研究で、難治例となるリスク因子を検討。ICU入室や24時間以上の入院、複数回の気管支鏡検査を受けるなどした難治例は88例あった(19.6%、死亡5例含む)。難治例のリスク因子として、不顕性誤嚥(P=0.008)、胸部X線での透過性亢進(P<0.001)または浸潤影(P=0.001)所見が特定された。術者および医療施設の手術実施件数との有意な関連はなかった。 ...